愛媛大学校友会事務局

　令和6年4月8日（月）、愛媛県県民文化会館メインホールにて令和6年度愛媛大学入学式を挙行し、学部学生1,952人、大学院学生522人が入学しました。

　午前10時00分に開式し、各学部・大学院の入学生の紹介の後、仁科弘重学長から、「皆さんの世代は、人類がこれまでに経験したことがない『人口が減る』という状況の中で、人々が生き甲斐と幸せを感じられる『新たな価値観に基づく社会システム』を作っていく世代と言えます。多くの困難と苦労が待っていると思いますが、それに備えるためにも、皆さんには、愛媛大学での学びの中で、人類しか持ち得ない『知的創造性』に繋がるさまざまな考え方や知識を修得して欲しいと思います」と新入生へメッセージを送りました。

　次に、田中英樹愛媛県副知事から、「それぞれの夢や目標の実現に向けて、幅広い教養と高度な専門知識を身に付けられますとともに、年齢、出身などの枠を越えて多くの方と交流を深め、豊かな人間性や多様性を育まれますことを願っています」と中村時広愛媛県知事の祝辞をご披露いただきました。

　続いて、髙橋祐二校友会会長から、「この愛媛大学で、勉学に励み専門性を高めるとともに、高い志と幅広い視野、多様性を理解し受け入れる広い心、そして目標を実現するためのコミュニケーション能力とリーダーシップを身につけてください」と祝辞をいただきました。

　これに対し、学部入学生を代表し、医学部の貞本詩菜さんから、「諸先生方、先輩方のご指導のもと、より深い知性と広い視野、豊かな人間性を育み、社会に貢献していけるよう努力して参ります」と宣誓しました。続いて、大学院入学生を代表し、理工学研究科の堀彩乃さんから、「国内外において様々な問題が生じている時代ではありますが、私達大学院生一同は、常に感謝の気持ちを忘れず、各々の専攻分野において、新しいことに挑戦し続け、好奇心と探究心をもって真理を追究し、社会に貢献できる人物となれますよう、日々努力致します」と宣誓しました。

　校友会では入学生に入学記念品として「多機能ペン」と「学修ポートフォリオファイル」を贈呈しました。